たんぽぽ介護センター社長の筒井健一郎さんから学んだビジネスの仕組み
カンブリア宮殿で特集されていた筒井さんの介護に対する取り組みが非常に勉強になりました。
笑顔を重要視すること、そして人間の深層心理として持っている欲求をくすぐるリハビリのあり方が素晴らしかったので、記事として残しておきます。
お金をもらう、貯める、使うは人間の深い欲求
まず他の介護センターやデイサービスと大きく異なるのが、シードと言われる施設内通貨の導入です。
リハビリをこなすことによって、配られるそのシードは施設内でお菓子を買ったりコーヒーを飲んだりすることができます。また高額を貯金することで外出ツアーに連れて行ってもらうことも可能です。
私達人間は基本的にお金が大好きですよね?お金をもらうために仕事を頑張っている方も多いでしょう。
そうやってお金をもらうことは嬉しい事ですし、手元にお金があることで安心しますし、本当にほしいものにお金を使うことができれば、それだけで頑張って良かったって思いますよね。
この仕組みによってデイサービスに来るのが楽しいと思えるようになるのです。
しかも、通貨を一度手にしてしまえば、使わなきゃもったいないと思うのが当たり前ですからね。ちょっとやそっとじゃ辞めないでしょう。
従業員の笑顔とお客さんの笑顔
また従業員をものすごく大切にしている経営方針でした。
ビジネスというのはお金をお客さんに払ってもらうことが必要です。では、どうすればお客さんがお金を払い続けてくれるのか?というと、お客さんにありがとうと感謝を言われることが鍵になるのです。
私はお金というのは、ありがとうが集まったものだと考えています。つまり、ありがとうという言葉と一緒にもらうのがお金なのです。
つまり、お客さんがありがとうと笑顔でお金を払ってもらうためには、経営者がありがとうと従業員に笑顔でお金を払う必要があるということですよね。
これができているからこそ右肩上がりで伸びているんだと感じます。
お客さんを笑顔にするために従業員を笑顔にする、この方針が本当に素晴らしいと感じます。ビジネスを組み立てるためには、まわりの人全員を笑顔にする仕組みを作ることができると、上手く回るでしょう。
おじいちゃんおばあちゃんのディズニーランドという明確なコンセプト
番組の中で何度かこのキャッチフレーズが出てきましたね。
これって明確なコンセプトであり、誰もがイメージできるめちゃくちゃ素晴らしいコンセプトだと思うんです。
何か選択に迷った時、「おじいちゃんおばあちゃんのディズニーランドにする」というコンセプトが意思決定に大きな影響を与えるはずです。こっちを選んだ方がおじいちゃんおばあちゃんのディズニーランドに近づくなって思える方を選べばいいんですから。
小難しい言葉とかじゃなく、誰もがイメージできるようなコンセプトにすることで自分の進むべき道も明確になります。ブログもコンセプトがあるだけで記事の更新が捗りますからね。
まとめ
もっと誰もが笑顔になるようなビジネス作りを意識していきます。
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