フリーライターとして初仕事を受けてわかった大切なこと
こんにちは、甲斐翔太です。
ここのところ、文章についての相談とかブログに関する相談とかを引き受けるようになりました。サイト制作とかは超基本的なことしか出来ない私ですが、それなりに書くという仕事だけでもお金を頂くことができるようになったわけですね。
つい先日、私がひっそり運営しているメディアでは、月間4万PV達成しました。正直文章書くのが苦手だった私でも、正しい方法をこなせばできるようになるんだなあと実感しています。
まあ月を跨いでますけどね(笑)
そうして運営を続けていたら、「ぜひうちのブログを書いてほしい」って言われてしまいました!
正直、「え?俺でいいんですか?」って気持ちももちろんありましたけど、断る理由もなくライターとしての仕事を初受注。めちゃくちゃ嬉しいんですけど、プレッシャーがハンパじゃない。ということで初受注を受けて実際に書くまでの話を赤裸々に話したいと思います。
納品についての話や、私の納品した記事に関してはまた別の記事で書く予定です。というのもOKは出ているんですが、この記事を書いている今現在の時点では、まだ公開に至っていないからなんです。
楽しみにしている人はもう少し待ってね!ということでこの記事では、ライターとして記事を書くのにどんなことをしたのかを紹介します。
初めて書くジャンルに対する下調べ
ライターとして書く場合、インタビューを経てから書くことがほとんどなのかなーというイメージが僕の中にあったんですよね。それこそ限られた人しか知らないお店にインタビューして、魅力をお伝えする仕事とかね。
でも今回頂いた案件は、お問い合わせを増やす記事を作って欲しいとのことでした。となると、私が書くのはキラーコンテンツと言われる記事になります。つまり、アフィリエイトの成約率を高める記事やメルマガの登録率を高める記事のことですね。
売上に直結する記事を書くということです。
これって一番むずかしいです。もちろん何度も検証を繰り返して成約率の高まる記事とかキャッチコピーとか画像とかを組み合わせていかなきゃいけないわけですからね。
だからまずは徹底的な下調べから始まったわけです。
ライバル調査
正直依頼を受けた会社の事業に関してはほとんどライバル不在です。ブルーオーシャンです。というのも業界初の試みのようなところがあるからです。でも裏を返せば単純に認知度も低ければ需要も低い。
その需要の少ない状況にもかかわらず、ライバルはやっぱりある程度いるわけです。その中でどう目立ち、どうライバルを凌いで、ネットからのお問い合わせを増やすのか?
それには、やっぱりコンテンツしかないんですよね。
キーワードの調査
コンテンツ・マーケティングを実践していく場合、「いますぐキーワード」「お悩みキーワード」「そのうちキーワード」「まだまだキーワード」という風にキーワードを分けて記事を書いていくことが重要になります。
もちろん「いますぐキーワード」で記事を書いて上位表示させることができれば成約率を上げることができるわけですが、そういったキーワードには、ライバルがたくさんいますし、もちろん広告の競合性が高いことも考えられます。
だからこそいますぐキーワードではないキーワードを使って、検索している人の悩みを解決させることに全力を出し、読んでくれる人にサービスの必要性を理解してもらえる記事にすることを意識しました。
このキーワード調査には相当な時間がかかりました^^;全く書いたことの無いジャンルですし、依頼してくれた方のサービスの認知度が低く一般的には需要が大きいジャンルではないからこそ、関連するキーワードをとことん調べました。
やはり寄稿するからには上位表示させなければ意味がありませんし、それなりにアクセスを集めなければ意味がありません。だからこそ、キーワードプランナーを使って月間検索数1000程度で広告の競合性が中か低のものを探しました。
ペルソナの絞り込み
ペルソナというのは、記事を読んでもらうターゲットのことで、細かく設定した人のことです。性別や年齢はもちろんのこと、職業、年収、家族構成、そして今まさににどんなことに悩んでいるのか?というところまで設定していくのです。
このペルソナを設定することで、書いていく記事の内容を細かく決めることがかなり容易になっていきます。もちろんいろんな人に読んでもらいたいと思うのですが、このペルソナを設定しておかないとどうしても言いたいことや伝えたいことが膨らみすぎてしまったり、誰の悩みも解決できないものになってしまったりするんです。
いかに、「あ、この記事は私が欲しかった情報だ!」と思ってもらうかが重要です。だからこそ、ペルソナを細かく設定しました。これはどんな記事を書いていくにしても、重要なことです。
結局私達が記事を読むか読まないかの判断は、ほぼ一瞬で決まります。それはタイトルであり、最初の数行。タイトルと最初の数行から「この記事は読む価値がありそうだ」と思ってもらうためには、ペルソナが悩んでいることを私達書く側の人間が先回りして理解しておけばいいんです。そうすれば、自然に読まれる記事に変わっていきます。
よくある例としては、過去の自分をペルソナにすることですね。そうすると、どんなことに悩むのかが比較的わかるようになってくるので、
書きやすいと言われています。しかしながら、それが必ず他の人にとって需要があるわけではないので、気をつけましょう。
形あるものにする楽しさ
ここまでの下調べをしてようやく記事の執筆に入っていきました。全く書いたことのないジャンルですし、私自身が全く知らなかったことを記事にしていくので、すごく不安があったんですね。
しかし、ここまで徹底的な下調べをしておくと、結構書けるものなんです。というのも、今回の経験からわかったことは、文章が書けないっていう人はこの下調べが苦手だったりできないと思っていたりするということです。
私も1年前とかは文章書くのは好きじゃなかったんです。誰向けに何をどんな風に書いていいのかわからなかったんですよね。で、過去の自分をペルソナにしていたわけですが、過去の自分をそこまでしっかり理解できていなかったので、需要のある記事を書くことができず、書いてもアクセスが全く上がらなかったというわけです。
でも、事前にしっかり下調べをすることによって、ペルソナがどんなことで悩んでいて、どんなキーワードで検索するのか?世間はどんな情報を望んでいるのか?ペルソナがこのサービスを知って依頼することによって、どんな生活を手に入れることができるのか?
そうやって、ペルソナのことをとことん考えていくと、必ず道筋が見えてくるようになるというわけです。そしてそれが文章という形で少しずつ大きくなっていけばなっていくほど、ワクワクする気持ちになるというか楽しい気持ちになるわけです。
出来上がってからの不安感
ただ、やっぱり出来上がってからはすごく不安になるんです。間違った情報を載せてたらどうしようとかって不安になるんですね。何度も読み返して文章の流れはおかしくないか?とか、誤字脱字はないか?とか、すごく気を使っていました。
もちろん記事を書くのにSEO対策ができていなければ意味が無いわけですから、狙ったキーワードで上位表示されるかどうかの最低限のチェックも細かくしていました。
SEO対策というのは、こちらでできることと、後は読者さん次第なところもあります。どれだけ検索されて読まれたか、SNSでどれだけ拡散されたか、どれだけ被リンクを獲得できるか、滞在時間が長いか、そのあたりも重要な要素です。
だから、出来る限り人の役に立つコンテンツを作る必要があるということなんです。
でも、これって本当に人の役に立つ優れたコンテンツなのかな?って不安になるんです。自分のブログだったら気軽な気持ちで公開できるのですが、やっぱり依頼者様のブログ記事になるので、ブランディングとかもあるし、結構不安。
でも、妥協せず、自分の納得行くレベルまで書いて、見せたらOKが出てめっちゃ安心した!後は、細かい修正と、画像とかアイキャッチの設定とかをして公開に持っていく予定です。
まとめ
他者さんのブログに寄稿を依頼されるとは思っていなかったのですごくびっくりしたわけですが、それなりに実績を出すことができるようになれば、相手側から仕事を依頼してくれることもある、ということです。
これはブログの強みです。自分から営業に行かなくても依頼の仕事を頂けることができるのですから。それも一般人である僕だったとしてもです。
私は営業大嫌い、そしてチョー苦手です(笑)
そもそも人と話をすることがそこまで得意ではないので、文章を書くという仕事はかなり好きなんです。
もし私のようにあなたが営業苦手なのであれば、文章を書き続けることで仕事を得ることもできるようになります。もちろんただ書けばいいわけじゃないんですけど、正しい方法さえマスターすれば、必ずPV数は上がります。
文章の書き方についてはこちらを参考にしてみてください。
⇒文章が書けない人必見!超カンタンな書き方はこれこれ!
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