人を説得する文章には、3つの要素を入れることが重要
こんにちは、甲斐(@takaisho)です。
人を説得する文章を書くことができるようになれば、それだけでお金に困らない人生を手に入れることができるようになります。どういうことかというと、商品やサービスがこの世からなくならない限り、販売することができるからですね。
これから先、代理販売ができる時代です。販売力のある人間はこれからも必要とされますし、ましてやインターネットから買い物をする人も増えるわけですから、文章を書くスキルはこれからも必要でしょう。
じゃあどうやったら書くことができるのか?そのためには、これから詳しく紹介する「ロゴス」「パトス」「エートス」の3つの要素を知り、使いこなすことが重要です。
ロゴス
ロゴスとは、論理のことです。つまり、論理的に証明して説得させる方法のことです。基本的には男性が好む部分ですね。数字とか実績とか結果とかを気にしている男性が注意を惹かれるポイントになります。
例えば、ある育毛剤を販売するのに、ロゴスを入れた場合だと・・・
「135万人のデータからドクター30人で開発された育毛剤」
「約96%の人が効果を実感」
「天然成分で作られているから身体にも自然にも優しい」
といった内容の文章が使われます。
つまり、
この商品がどういうものなのか?
どうして良いのか?
ということ理解させることがロゴスになるというわけですね。
思わず相手は、「なるほど」と言いたくなるような文章になるわけです。実際私も営業を受けていると「なるほどね」「確かに良さそうだな」って思うことがたくさんあります。そう思うと商品が気になってくるものですからね。
パトス
パトスとは、感情に訴えかけて誘導する方法です。それこそ相手に「お得だな」とか「損するかも」って思わせることがパトスになります。
あなたはコンビニとかで、期間限定で売られているジュースとか食べ物とかに釣られて買ったことはないですか?
「期間限定だし買ってみよ」って気軽な気持ちで思うわけですよね。でも実際には、「期間限定の今しか買えないから、買わなきゃもったいない」って思っているのと同じなんです。
これと同じことがセールスの中でも使われているわけです。期間限定セールというのもありますからね。
私は学生時代にアパレル(洋服屋)でアルバイトしていたことがあります。あなたも洋服を買いに行ったことがあると思いますが、洋服はセールで買いたくなりますよね。
で、お店もチラシとか週末に合わせて洋服の値段を期間限定で下げて販売するわけです。そうすると、定価ではほとんど売れていなかった洋服だとしても、そこそこ売ることができるようになるわけです。
それだけお客さんは「あ、安くなっているから今買わなきゃ損するかも」って思いますし、「今買えば、お得だ」って思うわけです。実際それだけ私達の感情は誘導されているわけです。
このパトスのテクニックについては、他にもたくさんあります。それこそ育毛剤を買って毎日使えば、ふさふさになるから女の子とも付き合えるって想像させることができれば、買いたくなるんですよね。むしろ買わないとヤバイって思うでしょう。
そうやって人の感情を動かすことを意識すれば、パトスの要素を文章に入れることができるようになるでしょう。
エートス
エートスとは、権威ある人の意見を使って人を説得させる方法ですね。
医者とか学者、教授や弁護士などの権威ある人の意見というのは、よくわからない難しい言葉だったとしても「なるほど」とか「そうなのか」って思う傾向があります。
特に男性の場合は顕著です。賢いことがステータスになっていますし、知らないことが恥ずかしいと思うからこそ、”知ったかぶり”をするんですね。
つまり、権威ある人が言っていることであれば、多少難しくてよくわからなくても正しいと思うということです。だから、信じるようになりますし、説得しやすくなるということです。
正直私達は、非常に言葉に踊らされていることがほとんどです。「日本◯◯協会 会長 山田太郎」って言われると、「あ、すごい人なんだ」って思いますよね。でも、実際に日本◯◯協会なんてものは自分で作ることは可能なんです。
しかしながら、自分を権威ある人のように見せることができれば、商品やサービスを販売しやすくなるのは明らかです。だってそれだけ注目を浴びることができるわけですから。うまく活用するといいでしょう。
まとめ
上に紹介した3つの要素をセールスする際の文章に入れていくと、効果のある文章になるでしょう。特に「損をしたくない」という強い思いに関しては、男女関係なく必ずあります。
得をしたいと思う以上に、損をしたくないと思うわけです。だからこそ、「今行動しないと後で大きな損をするよ」という文章は必ず入れるといいですね。
そしてこの3つの要素は同じようにセールスでも使えることです。相手を説得してイエスを言わせるためには、この3つを意識していきましょう。
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