他人が羨ましくて嫉妬してしまう時の解決策はその気持ちを持った自分を認めること
こんにちは、甲斐(@takaisho)です。
「他人が羨ましい」「あの人みたいになりたい」
あなたもそんな風に考えたことが1回や2回くらいはあると思います。
私はこれまでの人生で「他人が羨ましい」って何回考えたか数え切れません。もはや日常的に考えていたのかもしれません。
今回はそんな「他人が羨ましい」という気持ちを上手に克服していく方法を紹介していきます。
目次
他人が羨ましいと思ってしまう原因
他人のことが羨ましいと思ってしまう原因は2つあると考えています。
それが「負けず嫌い」と「自分にはできないと思っている」から、ですね。
負けず嫌いだから
私は結構物静かな方ですし、声も小さい方です。あまり人前に出るのも好きじゃないし、人見知りです。
でもしっかり負けず嫌いなんです。他人よりも自分の方が優れていたいとどんなことでも思います。というのも子ども時代には人よりも優秀であることで褒められてきた経験があるからです。
勉強であればテストの点というよりも学年全体で何位なのか、塾の中では高い方なのか、そういった基準で見られていました。
運動であれば徒競走では何番だったのか、マラソン大会でも何位だったのか、ということを基準に褒められたり叱られたりしていたんですね。なんでも順位で評価されていたんです。
だから気付けば負けず嫌いになっていました。何をするにしても負けたくないと思うようになったのです。
でも、その結果、自分が勝てない相手にはいつだって羨ましいという気持ちを持っていました。マラソンで1番になる人、徒競走で1番になる人、計算で1番になる人、漢字で1番になる人、いつだって1番を羨ましく思っていたんです。
私はなんでもかんでも一番にならなきゃいけないと思っていたからこそ、結局なにひとつ1番になることはできなかったんですね。で、今も1番というのに強い嫉妬を感じるのです。
自分にはできない・ムリだと思っているから
また、他人を羨ましいと思う理由には、「自分にはできない」「自分はどうせムリ」などのようなことを考えている傾向があるからですね。
「どんなに頑張っても自分には絶対できない」と思っているからできている人が羨ましくて仕方がないのです。
例えば、お金持ちの人を見て羨ましいと感じたことありますよね?多分多くの方が羨ましいと思ったことがあると思います。いいなって憧れますよね。
その心のなかでは「自分は絶対お金持ちになれない」と思ってしまっている可能性が高いのです。
でも、「自分はお金持ちになる」と思っている人は、お金持ちを見ても羨ましいとは思わないんです。「俺も頑張ろう」とかそういう風に思うわけです。
ここに大きな違いがあるわけですね。
プロになった人を見て「いいな」と羨む高校球児と、「絶対プロになるぞ」と練習に励んでいる高校球児。前者はこころの片隅で「自分にはムリだ」と感じているんです。
だから羨ましいという気持ちを持ってしまうんです。
私もたくさん羨ましいと思っていました。芸能人とかお金持ちとか。心の中で自分にはできないって思っていたから羨ましいと思っていたのです。
他人が羨ましいと思ってしまった解決策
じゃあ他人が羨ましいと感じた時、どうすればいいのか?という疑問が湧いてきますよね。
それが以下の3つです。
- 自分にはできない・ムリだと思ってしまっていることを知る
- 自分にもできると思うために少しずつ行動する
- 悔しい気持ちや嫉妬する気持ちを抑えて、素直に教えてもらう
自分にはできない・ムリだと思ってしまっていることを素直に理解する
まずは自分の心の中にある気持ちを整理していきます。
それが「自分はできない」「自分にはムリ」と思ってしまっている自分を理解することです。
痩せていてスタイルのいい友達を見て「羨ましい」と思っている背景には、「自分にはどうせムリ」と思ってしまっていませんか?
仕事ができてどんどん出世していく同僚を見て「羨ましい」と思っている背景には「自分にはあいつみたいには仕事できない」と思っていませんか?
ブログで結果を出して独立していく人を見て「羨ましい」と思っている背景には「自分には才能もセンスもないからできない」と思っていませんか?
他人に嫉妬したり羨ましいと感じたりする時には、自分の可能性を潰していることが多いんです。
だからまずはそうやって無意識に思ってしまっている自分に気付きましょう。そしてそんな自分を理解してほしいんです。
「自分にもできる」と思うことは大事なことですけど、いきなりそう思えなくてもいいんです。大事なことは無意識に「自分はできない」と思ってしまっていることを理解することなのですから。
無意識というのは、あなたが意識できる範囲を越えている、ということです。だからこそまずは無意識にそう思っている自分を理解してあげましょう。
自分にもできると思うために毎日意識して少しずつ行動する
そして変えるべきは「できない」を「できる」に変えていくことです。
でもいきなり「できる」と意識しても、気付けば無意識に「できない」とまた思ってしまいます。
だからこそ、毎日「自分ならできる」と言い聞かせること、そしてそのために行動を少しずつでもいいから始める、ということですね。
私は脱サラをしている人たちをいつだって羨ましく思っていました。脱サラして自由でいいなって思っていました。
その時の心中には「でも自分にできるわけがない」という思考だったんです。脱サラしている人を羨ましいと思っていたけど、「自分にはムリ」って考えていたんです。
でも、自分にもできると思えるようになったのは、少しずつ行動を積み重ねて結果を出すことができるようになったからですね。
ブログを作る、記事を書く、検索上位に表示される、アクセスが増える、売上が出る、などの行動を繰り返しいったら「自分にもできる」と自然に思えるようになったわけです。
「自分には絶対できない」と思っていたのに、少しずつ行動を繰り返した結果できるようになったわけですね。
悔しい気持ちや嫉妬する気持ちを抑えて、素直に教えてもらう
とはいえ、行動していてもそれが正しいのかどうかわからないこともあるし、なかなか結果につながらないこともあるはずです。
彼女がいる人を見て「羨ましい」と思っていた人が、「自分にも彼女ができる」と毎日意識したにもかかわらず、女性とどうやって仲良くなればいいのかわからない、という場合もあるでしょう。
つまり、正しい行動がわからない、ということです。
そういう場合には悔しい気持ちとか嫉妬とか羨ましい気持ちを抑えて、人に素直に教えてもらうことが一番重要です。
教えてもらえればできるようになるわけですから。羨ましいと思っているだけでは何も変わらない、ということです。直接教えてもらえばできるようになる確率はグーンと上がるわけです。
で、少しでも手応えを感じれば、「できるかも」という前向きな気持ちを持つことができますからね。
大事なことは、自分の気持ちや思考を理解すること
他人を羨ましいと思うことは悪い感情ではありません。
むしろそうなりたいという願望を含んでいるわけですから、正しく理解することができれば、前向きな力になるのです。
私も脱サラしている人をいつだって羨ましいと思っていました。でも、その羨ましいと思う気持ちがなかったら脱サラすることはできなかったと考えています。
あなたが他人を羨む気持ちは悪いことではありません。大事なことは「自分にはできない」と考えてしまっている心の奥底を理解し、意識して「自分にもできる」と考えましょう。
そして行動を変えれば必ず羨ましい他人のようになれるはずです。
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