雑多ブログと専門ブログのメリット・デメリットまとめ
こんにちは、甲斐です。
ブログを書いていくにあたって、専門ブログと雑多ブログ、どちらがいいのか?と悩む人も多いのではないでしょうか?私自身も何度も考えました。
ブログを書く目的の一つには、ほとんどの人が収益化を考えていることと思います。
もちろん私もそのつもりでブログを始めたわけですが、一つのテーマに絞って記事を書く「専門ブログ」の方がいいのか、それともテーマ関係なしに記事を書く「雑多ブログ」の方がいいのか、本気で悩みました。
どちらも一長一短ありますから、そのメリット・デメリットをまとめてみました。
目次
専門ブログのメリット
専門ブログとは、テーマを絞ったブログのことです。
ダイエットというテーマだけで書かれたブログは専門ブログです。ダイエットの方法をたくさん紹介したり、ダイエットを成功させる秘訣や考え方などについて誰よりも詳しく書かれているブログは、専門ブログだということです。
そんな専門ブログのメリットは以下の4つです。
SEOに強い
一つのテーマで質の高い記事をたくさん書いていると、同じキーワードがブログの中でたくさん出てくるようになります。当たり前ですが、サッカー専門のブログで、サッカーというキーワードが頻繁に出てくるのは自然なことですよね。
それが、SEOに最適だということです。
WordPressに関する専門ブログであれば、WordPressというキーワードに強くなります。
SNSに関する専門ブログであれば、SNSというキーワードに強くなります。
ひとつのテーマで他者を圧倒するほどの情報量のある記事を公開していけば、検索エンジンからのアクセスを集めやすくなるということです。
ブランディングできる
一つのテーマに絞ってブログを書き続ければ、◯◯の人と覚えてもらいやすくなります。ブログを集客するためのメディアにするつもりであれば、専門家としての立ち位置を明確にしてブランディングすることは超有効です。
それこそ、ブログのアクセスアップに関する記事をたくさん書いていけば、読者さんからブログのアクセスアップに詳しい人と思われます。
そうすると読者さんの方から、ブログのアクセスアップについてお問い合わせをくれることもありますし、メルマガに登録してくれることもあります。つまり、ビジネスにおいてかなり有利になるということです。
マネタイズしやすい
また、そのブランディングをうまく利用していけば、収入を得るのはかなり簡単になります。
あなたのビジネスを販売することもできますし、アフィリエイトすることも可能になります。
例えば、ダイエットにテーマを絞ったブログを書いていけば、この人はダイエットに詳しい人だという認識を持ってくれます。そうすると、「この人がおすすめしているから間違いない」と思ってくれるんですね。
つまり、ダイエットにテーマを絞ったブログでダイエットに関連する商品をアフィリエイトすれば、売れやすいというわけです。
質の高い記事を書くことができる
テーマを絞ってブログを書くわけですから、他の人よりも詳しいジャンルやあなたが好きなジャンルで書こうと思いますよね。そうすると、とにかく質の高い記事になりやすいということです。
私はこのブログでもそうですが、基本的には人の役に立つ記事を書くよう意識しています。それが良いコンテンツだと思っているからです。
具体的に言うと、
「自分が悩んでいて解決することができた記事=質の高い、良いコンテンツ」
ということです。
私は今までブログで悩むこともありましたし、文章が全然書けなくて悩むことがたくさんありました。しかしながら、試行錯誤して続けていくうちにブログも書けるようになり、結果を残すことができるようになったんです。
だからこそ、今悩んでいる人に向けてできるだけわかりやすくブログや文章について書いているのです。
これらのコンテンツは実際に私が経験して学んだことになるので、4000字程度なら軽く書けてしまうわけです。正直なところ、経験して学んだことじゃなければ、これだけの文章量でブログを書く事が出来る人はそうそういないんじゃないかと思います。
だからこそ専門ブログは記事の質が高くなりやすいというわけです。
専門ブログのデメリット
今度はテーマを絞った専門ブログを続けていく上での、デメリットを紹介していきます。
記事数を増やすのが大変
記事を毎日更新するのとしないのとでは、明らかに毎日更新する方がアクセスアップに繋がりやすいです。しかしながら、昔ほど数で勝負だけではなく、質が高いかどうかもかなり重要になります。
つまり、質の高い長文の記事を毎日更新することが、アクセスアップには望ましいのです。
しかしながら、テーマを絞って専門的な記事を更新していくのは結構大変なことです。質の高い長文記事の更新を続けることができなくて、挫折している人もたくさんいますからね。
私自身も専門ブログを複数運営していますが、毎日すべてのブログを更新できません。
他のブログにSEOで勝つためには、圧倒的な文章量と情報量が重要です。だからこそ1記事1記事に力を入れるわけですから、なかなか数で勝負することができないというわけですね。
ライバルとの差別化を図るのが大変
専門ブログを立ち上げるにあたっては、必ずライバル調査を行う必要があります。
特にブログを集客のためのオウンドメディアとして運営していくのであれば、ライバルと差別化したりUSPを作ったりSEOで上位表示させたりすることが重要になります。
そう言うと、多くの人はライバルのいない場所でビジネスしたいと思いがちですが、それでは正直ビジネスになりません。どういうことかというと、「ライバルがいない=需要がない」という図式が成り立ちやすいのです。
需要がない専門ブログを書いていてもアクセスを集めることはできないですし、ビジネスにならないのです。
だからこそ、他のブログと差別化することを意識しなければいけないわけですが、それが結構大変なことなわけです。どういう差別化を図るのか?ということがわからなくて、結局抜け出すことができずに辞めてしまう人も多くいます。
ネタ切れになる可能性がある
専門テーマを絞ってブログを書いていくと、これ以上書くことがないという、ネタ切れになりやすくなります。
特に集客に繋げたいと思っていても、書くことがもうすでになくなってしまって書けなくなる人もいますね。そうなると、なかなかアクセス数は上がらなくなってしまいます。
そうならないために、様々な側面からブログ記事を書いていけるようにしていく必要があるでしょう。そのためにはキーワードをしっかり調べることや、テーマに関するトレンドに敏感になること、アクセス解析を見てみることも重要になります。
このあたりの作業ができないと、ネタ切れになりやすくなってしまうのがデメリットでしょう。
雑多ブログのメリット
雑多ブログとは、とにかくテーマを絞らずに好きなこと、書きたいことを書いていくブログになります。
次はテーマに左右されない雑多ブログのメリットを紹介していきます。
記事数を増やしやすい
雑多ブログは、テーマを特に設けずに書きたいことを書いていくブログになるので、深く考えずに記事を増やしていくことができます。
それこそ映画を見た感想や、本を読んだ感想、新しく買ったもののレビュー、行った場所の紹介、などなど。
とにかくどんな内容であっても記事にすることができるので、1日に2記事3記事更新することも可能になります。
アクセスを伸ばしやすい
雑多ブログは特にテーマを設けないので、アクセスを集める記事だけを重点的に書くこともできます。
つまり、何ヶ月後に検索されるであろうキーワードを予測してブログを書くこともできますし、話題になっているキーワードを使ってできるだけ早く記事にすることでアクセスを集めることもできます。
つまり、専門ブログよりもアクセスを集めることだけに集中することができるということです。ですので、初心者でも簡単なクリック報酬型の広告で結果を出すことができるということになります。
雑多ブログのデメリット
次は雑多ブログを運営していくにあたってのデメリットについて解説してみました。
ブランディングしずらい
テーマを絞ってブログを書くわけではないので、書くジャンルが多ければ多いほど◯◯の人というブランディングがしずらくなります。
ブログを書く目的にもよりますが、自分のサービスや商品があるのであれば、様々なテーマで書いて雑多なブログにしてしまうとアクセスを集めることができても、見込み客の集客がしにくくなってしまいます。
質の高い記事を書くのが難しい
雑多なブログになると、様々なテーマで書くことになりますよね。そうなると1つのテーマに対するインプットが、専門ブログで書いている人を上回ることは簡単じゃなくなります。
しかし、あまりインプットの必要ないテーマで記事を書いていると、質の高い記事を書くことは難しくなりますので、質の高い記事を書くのは難しくなるというわけです。
正直アクセスを集め続ける記事というのは、検索され続けるキーワードです。検索され続けるキーワードは、それだけ悩んでいる人や困っている人がいるということです。
そのキーワードで運良くSEOで上位表示させることができたとしても、あなた以上の長文で質の高い記事が書かれたらあなたの順位は簡単に下がってしまう可能性があるのです。
だからこそ、質は大事なのです。
SEOに弱い
雑多なブログを書いていると、専門ブログに比べて特定のキーワードでの上位表示が難しくなります。
それこそ、WordPress関係のキーワードで、WordPressに関する専門ブログと雑多ブログの両方で書いた場合には、おそらくWordPressに関する専門ブログの方がSEOで有利になりやすいです。
もちろんSNSでブランディングができている人が、専門の最新記事を公開しただけでアクセスを集めやすくなるので、SEOにも有利でしょう。
マネタイズしずらい
雑多なブログになると、アクセスを集めやすくはなりますが、マネタイズしにくい記事になります。
アフィリエイトやあなた自身の商品やサービスを販売するのが結構難しいんです。結局雑多ブログになると、クリック報酬型広告がメインの収益源になるということです。
逆に言ってしまうと、それしか収益源がないという事になってしまいます。つまりブログにペナルティを課されてしまってアカウント停止や、圏外に飛ばされてしまうと収入がなくなってしまうというわけですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
専門ブログを運営するべきか、それとも雑多ブログを運営するべきか悩んでいる人はもしかしたら多いのかもしれません。
すでに自分の商品やサービスを用意しているのであれば、専門ブログを運営するべきです。しかしそうじゃないのであれば、まずはアクセスを集めることを意識した記事を書きましょう。
最後に表にまとめましたので、参考にしておいてくださいね。
専門ブログのメリット | 専門ブログのデメリット |
SEOに強い | 記事数を増やすのが大変 |
ブランディングできる | ライバルとの差別化を図るのが大変 |
マネタイズしやすい | ネタ切れになる可能性がある |
質の高い記事を書くことができる | |
雑多ブログのメリット | 雑多ブログのデメリット |
記事数を増やしやすい | ブランディングしずらい |
アクセスを伸ばしやすい | 質の高い記事を書くのが難しい |
SEOに弱い | |
マネタイズしにくい |
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