「起業したいけど将来が不安」ならさっさとマーケティングを実践しよう
こんにちは、甲斐翔太です。
起業したいけど将来が不安だって考える人は多いと思います。危ない橋を渡る自信がないって思いますよね。
何を隠そう私も脱サラして独立して自由に生きていきたいって思っていたけど、自分にはビジネスなんて絶対ムリ、世の中の会社の9割が3年で消える中、稼ぎ続けるなんて絶対ムリだって思っていました。
でも私はまもなく独立して4年目を迎えます。時々このままじゃヤバイなって思ったことはありますけど、破産することもなく普通に生きていくことができています。
これはすべてマーケティングのおかげです。マーケティングを使って売上をコントロールすることができるようになったからです。飛び込み営業とか電話営業とかそういうものを必死にやらなくてもマーケティングがあればできるのですから。
目次
マーケティングとは商品を効率よく売るための戦略
そもそもマーケティングという言葉を聞いても、よくわからないという方も多いと思います。
私も経済学とか経営学とかは一切勉強したことがなかったので、最初は全くわかりませんでした。
でも簡単なことです。マーケティングとは商品を効率よく売るための戦略です。つまり、商品企画もマーケティングの一部ですし、どうやって売っていくのか?という戦略もマーケティングです。
例えば飲食店で考えてみましょうか。飲食店として独立するのにどんなマーケティングができるか?というと、、、
- お店の名前
- お店の場所
- お店の営業時間
- お客さんのターゲット層
- お店の名物料理や料理名
- 料理の見た目の華やかさ
- ブログやSNSによる発信
- 広告の活用
などが挙げられます。これらのことをマーケティング的な目線で考えていけば、売れるお店になる可能性が極めて高くなるんです。
むしろ何も考えずにやりたいことをただやるってだけだと、どこかで必ず躓きます。思ったようにお客さんを集めることができなかったり商品が思った以上に売れなかったりしてお店を辞めることになってしまうということです。
マーケティング力を鍛えるコツ
ではマーケティング力を鍛えるにはどうすればいいの?って疑問が出てくると思うんで、ここに解説しておきますね。
もちろんいろんな本を読むとかは当たり前なので、ここでは普段の生活から鍛える方法を紹介していきます。
混んでいるお店に入ってなぜ混んでいるのかを考える
行列が出来るようなお店って好きですか?多分嫌いな人が多いんじゃないかなって思います。私も基本的には行列を並ぶのはそこまで好きじゃないです。待ち時間がもったいないって思っちゃいます。
でも、行列ができるお店ってたくさんありますよね。
当たり前のことを言いますけど、行列ができるのには何かしらの理由があるんです。
「安い」とか「うまい」とか「お得」とか「見た目がかわいい」とか「店員さんが人気」とか「インスタ映え」とか。
そういう理由を見つけることがそのままマーケティング力に直結するんです。
ビジネスの世界では、基本的にたまたまヒットすることはありません。何かしら売れる理由があるから売れるんです。その理由はマーケティング的な戦略が絡んでいる可能性が高いんですね。
もちろん飲食店とかは狙っていない場合も多いです。でもマーケッター視点で見れば上手に活用している人が多いですから。
売れている商品を見てなぜ売れているのかを考える
売れているお店だけではなく売れている商品に注目することも大事です。
特に雑貨や便利グッズとかは非常に洗練されたマーケティング戦略によってヒットを生み出している傾向が高いです。
「どういう人がどういうことで悩んでいるのか?」というターゲットの悩みから商品開発に繋げてヒット商品を出している企業も多いです。
でも初心者的な考え方だと、「良い物を作れば売れる」となりがちです。でも実はそんなこともないんです。どれだけ良い商品・サービスを作っても、マーケティング戦略ができていないと売れないんです。
だって世の中に求められていないものを作っても売れないわけですし、世の中に「こんな商品があるんだよ」って知ってもらえなければ売れないわけですから。
そういう観点で見ると、「なぜこの商品が売れているのか?」ということを考えるのが楽しくなるはずです。
- 「テレビや雑誌による露出が多くて認知度が急激に広がったから」
- 「あったらいいのにが叶った商品で、SNSでのシェアが爆発したから」
- 「インフルエンサーを使って中高生への認知度が爆発したから」
みたいな理由が次々見つかると思います。
個人で稼いでいる人を見て、その戦略を考察する
そして最後は、個人で稼いでいる人を分析して戦略を考察してみましょう。
- なぜこの人は稼げているのか?
- なぜこの人のコンテンツは売れるのか?
- なぜこの人のブログには人が集まるのか?
そんなことをたくさん考えてみて下さい。あくまで予想でもいいんです。
「天才だから」「才能があるから」という理由しか考えられない人は一生そのままです。必ず人気になる理由があるし、必ずうまくいっている理由があるんですから。
ラッキーで何年も稼ぎ続けることができる人なんていないですからね。必ず理由があるので、その理由を分析してみましょう。
マーケティングを実践するコツ
とはいえ、マーケティングを分析して考える癖を付けても、売上は伸びません。
自分自身のビジネスに応用しなければ意味がないですからね。
すぐにできるマーケティング戦略の立て方を紹介します。
誰に何をどうやって売るのかを考える
- 誰に売るのか
- 何を売るのか
- どうやって売るのか
マーケティングを考える上で絶対にこの3つは明確にすべきです。
誰に売るのか?というのは具体的であればあるほど売れやすくなりますね。「30代主婦」よりも「32歳女性、既婚、0歳の子どもがいる3人家族、育休中、趣味は買い物」の方が具体的です。
なぜ具体的にするのか?というと、何を売るのかという商品開発のヒントになったりどうやって売るのかという販売戦略のヒントになったりするからです。
ビジネス初心者の方ほどこのターゲット設定が曖昧ですからね。出来る限り絞り込みましょう。
また何を売るのかという部分は、ターゲットがどんな悩みを持っているのか、どんな願望を持っているのか、ということから逆算して考えると出てきやすいです。
そうすれば悩みを解決する商品や願望を叶える商品を作ることができますからね。
そしてどうやって売るのかですが、まずは「どうやってターゲットに商品を知ってもらうか」ということを考えるようにしましょう。SNS経由なのか、ブログ経由なのか、YouTube経由なのか、広告経由なのか。
そりゃ全部やった方がいいわけですけど、全部をいきなりやるなんてとても続かないですからね。だからこそまずは1つに絞るのがいいでしょう。
そして知ってもらった後にどうやって売っていくのかを考えていくわけです。ブログで売るのか、メルマガで売るのか、直接会って売るのか、Skype通話で売るのか、など。
売り方はそこまで重要じゃないので、やりたいやり方を使っていくのがいいでしょう。
売れやすさで言えば、ブログ<メルマガ<Skype通話<対面、って感じですかね。
考えてもわからないことはとりあえずやってみる
マーケティング戦略を練るのが楽しいって思うのは男性が比較的多いですかね。
女性は直感的に動くので、「これだ」って思ったらすいすい動けます。
でも男性はぐずぐずと戦略を練ります。100%結果が出るって確信がないとなかなか行動しないんですね。
でも100%結果が出る方法なんてないですし、100点満点の戦略なんて作れっこないんです。
だからこそ考えてもわからないことはどんどん行動してテストしましょう。やってみなきゃわからないんですから。
考えても答えが出てこないことはどんどん行動していきましょう。
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